絵本・教育

幼児教育での塾の効果とメリットデメリットについて

幼児教育、塾

塾(幼児教室)は、幼児教育のなかでも比較的メジャーなものです。

今回は、この塾(幼児教室)のメリットとデメリット、そしてその特徴を紹介していきます。

塾(幼児教室)のメリット5つ

まず、塾(幼児教室)のメリットを紹介します。

  1. 目的別に合わせて選ぶことができる
  2. 家ではできないような、多くの道具を使った学び方ができる
  3. 価格帯が幅広い
  4. 協調性を身に着けやすい
  5. 保護者も自由な時間が手に入る

目的別に合わせて選ぶことができる

塾(幼児教室)の大きなメリットとして、目的別に塾(幼児教室)を選び分けられるという点が挙げられます。

「塾(幼児教室)」というと多くの人は「学習」「座学」をイメージします。しかし実際には

  • 運動系
  • 芸術系
  • 知育系
  • 学習系

に分けられます。

また学習系についても、一般的な勉強をするところもあれば小学校受験を想定して授業をするところもあります。

受験指導を行うことができる塾(幼児教室)もあり

  • 何を学びたいか
  • 何を学ばせたいか

によって通う塾(幼児教室)を選び分けられるのが塾(幼児教室)の最大のメリットです。

塾(幼児教室)の場合は選択肢が非常に広く

  • 何を学ばせたいか
  • どんな学習をさせたいか
  • 子どもの興味はどこにあるか

などを基にソートをかけやすいという特徴もあります。

また、ほかの教育方法との相性もよく
「週に1回は塾(幼児教室)に通い、それ以外は通信教育にする」
などのやり方も可能です。

家ではできないような、多くの道具を使った学び方ができる

家庭教師や通信教育の場合、家での授業がメインとなります。

現在の通信教育の場合は子どもが興味を持つようなさまざまなグッズも一緒に送ってくることもありますが、それでも、塾(幼児教室)の多様性にはかないません。

塾(幼児教室)の場合、比較的大きな教室を使うことが多く、そこにはそれぞれの塾(幼児教室)の特徴がみられる学びに必要な道具が置かれていることが多いといえます。

そのため、家での幼児教育のときにはできないような学びも可能になるのです。

特に運動系の場合、大きな規模で運営している塾(幼児教室)は心強い味方となります。

これは、通信教育でも家庭教師でも不可能な学び方だといえます。

「多くの子どもを対象として教える塾(幼児教室)」だからこそ実現可能なカリキュラムは、お子さんにとって非常に良い刺激となるでしょう。

価格帯が幅広い

塾(幼児教室)は非常に価格帯が幅広いのも魅力です。

市町村などが主催している塾(幼児教室)を利用すればほとんど費用はかかりません。

その一方、1か月の月謝が30,000円以上になる塾(幼児教室)もあります。

これは塾(幼児教室)のデメリットであるととらえることもできないわけではありませんが、「教育にかけられるお金の限度」によって選び分けられるのは大きな魅力です。

塾(幼児教室)は選択肢自体も非常に広いため、「月謝」を意識して取捨選択をしていくのもひとつの方法です。

協調性を身に着けやすい

塾(幼児教室)は、たくさんの生徒を基本とするものです(個別指導の塾などもあります)。

このため、ほかのお子さんたちと一緒に学んでいくことになります。

必然的に、多くの、そして同学年の子どもとふれあうことになるため、協調性も身に着けやすくなるといえます。

人見知りの子などにとっては少しハードルが高くなりますが、「お父さんやお母さんとも、幼稚園(保育園)のお友だちとも違うお友だち」とふれあうことができるようになります。

また先生とも接することになるため、「いつもとは違う人たち」と関わっていくことができるのです。

通信教育や家庭教師の場合、ふれあう相手は保護者あるいは家庭教師1人となります。

塾(幼児教室)は通信教育や家庭教師の場合よりも、ふれあう人の数がずっと多くなるのです。

保護者も自由な時間が手に入る

通信教育は保護者が先生となるものですし、家庭教師も家に来て授業をするものです。

しかし塾(幼児教室)の場合、外に行って塾(幼児教室)にお子さんを預けるシステムをとります。

これは

「行くまでのための時間が必要」

「下の子がいた場合、下の赤ちゃんの面倒をみながら移動しなければならない」

というデメリットにつながります。

しかし、「子どもを塾(幼児教室)に預けて

「子どもを塾(幼児教室)に預けて子どもがいるときには入ることのできない喫茶店などに立ち寄る」

「1~2時間程度の間だけ、大人同士でショッピングを楽しむことができる」

などのメリットもあります。

外で気分転換をすることができるというのも、塾(幼児教室)のメリットだといえます。

※ただし塾(幼児教室)のなかには保護者の付き添いを前提とするところもあります。そのため、事前に塾(幼児教室)に確認するようにしてください。

塾(幼児教室)の2つのデメリット

一方、塾(幼児教室)にもデメリットがあります。

それについて解説していきます。

  1. お子さんの性格によってはストレスになることもある
  2. 「その子のためだけのカリキュラム」は組みにくい

お子さんの性格によってはストレスになることもある

塾(幼児教室)は、集団での学習を基本とします。

幼児期は特に人見知りが激しく出るお子さんも多いものです。

お子さんがこのタイプだと
「知らない人の多くいる塾(幼児教室)」
に行くこと自体が大きなストレスとなる可能性もあります。

集団生活を学べるのは塾(幼児教室)のメリットではありますが、このあたりの兼ね合いを考えなければなりません。

「その子のためだけのカリキュラム」は組みにくい

塾は、基本的には大勢(ただし幼児教室の場合は6人までなどのように比較的小規模の人数で構成するところも多く見られます)を対象としているものです。

そのため

家庭教師のように「子ども一人ひとりに対してベストのカリキュラムを組むこと」

通信教育のように「我が子の学習速度や適性を理解して進めていくこと」

は少し難しいというマイナス点があります。

まとめ

通信教育にも家庭教師にも、そして塾(幼児教室)にもメリットとデメリットがあります。

これを踏まえたうえでお子さんの教育を考えていきましょう。

もちろん、「週に1回の塾(幼児教室)と週に1回の家庭教師」などのように、複数の教育形態を利用するのもひとつの手です。

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